感想記

おたくの備忘録

リョーマ!感想

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結論から言うと魂が抜けた。
一体何を見せられたんだ……。

※小中学生の頃越前さんにガチ恋同担絶対拒否勢してたおたくによる支離滅裂な感想です。



映画、全編通して“あいつこそがテニスの王子様”って感じだったな……。
越前さんが本当にかっこよくてキラキラしてて……
その瞳に映るすべてに嫉妬してた頃とも違う……何か、何だろうな……。

思ってたよりもさくのちゃんに嫉妬しなかったので大人になったのかもしれない。
けれど越前さんは私が15年前に惚れた越前さんそのままだったな。
いつまでもそうであってほしいな。

まああれがほぼテニミュだったから受け入れられたかもしれないし
アニメや漫画であればやっぱりむりだったかもしれんが……。
ミュージカルはつよい、何もかも飲み込む。


あと映画の越前さん すげえかっこよかったんだけど無茶がすぎるというか、
それ下手すりゃ敵もろともさくのちゃんも死んでたよ!???ねえ!???って感じだったし
さくのちゃんでなければ殺す気か?ってキレられても仕方なかったの思い出すとウケる。

そんな破茶滅茶展開だから嫉妬するよりも
むしろさくのちゃん大丈夫か????生きてる????
って心配の方が勝ってしまったのもウケる。


越前さん、鋼の心臓の持ち主だから
たぶん一人で逃げ切るだけだったらへっちゃらだろうけど。

さくのちゃんへの巻き込んだ申し訳なさを抱えながら
守らなけばという気持ちがあったから、ちょっとキツかったんだろうなっていうか。
けっこう精神きてるなっていうのが、恐らく手塚の声を聞いたときに自覚したんじゃないかと思うので
それで手塚に対してはしおらしくなってる感じなのめちゃくちゃ愛おしいのよな……。


ああ越前さん ずっとああやってテニスに恋しててほしいよ。
て思うのがわがままだっていうならうるせ〜〜!!!!!!って返すしかなくなる。
いやわがままなんですけどね はい。


本編もだけどエンディングでまたべろべろに泣いてしまったな。
走馬灯で流れる映像だよあれ。

小学生のときなんてアルバムなんか買えなくてツタヤで借りて
全曲ダビングしたつもりだけどなぜか1曲しか出来てなくて、
その曲だけを宝物みたいにひたすら聴き続けてたんだけど
その曲がエンディングで流れてほんと息が出来なくなって死ぬかと思った。

数ある越前さんの曲からまさかあれが選ばれるなんて!
魂が引っこ抜かれた感覚だった。音楽ってすごい。

一気に記憶が引き出されてぐっちゃぐちゃになってもう……。
走馬灯をスクリーンで流された気持ちわかる?



これ個人的にはまったくのミリしらさんよりは、
旧テニはジャンプで追っかけてたという人に見てもらいたいなあ。

何か あの頃から変わらず王子様たちがそこにいて輝いてるから。
我々は嫌な大人になってしまったが “青春”が今もなおキラキラしてるの 心にくるのよ ほんと。

旧テニが連載終了してこれからどう生きていけばええんやって
学校で爆泣きしてた中学生のときのわたしに、
十数年経っても続いてるし許斐先生は今でもおれたちをハッピーにしてくれてるし
越前さんは永遠に王子様だよって教えてあげたい。

テニプリっていいな 僕のすべてさ ではなくなったけど
すべてだった頃がたしかに人生にあったので、ドバドバに泣いちゃうのよな……映画……。


まあ色んな感想があるけど、最後は柳生に持ってかれたな……。
劇場版コナンとKING OF PRISMとテニミュを足して割ったような映画だった……。
ありがと てにぷり…………ずっと大好き…………。